闇夜のこうもり 飛翔 その壱
昨年 会社(駅前)の目の前でコウモリが飛んでおり撮ってましたが、いささか恥ずかしいのと
やばそうなので中途半端になってしまいました。
今年は休耕田に水飲みにかなりの数が現れます。
たまに昼間に一羽が飛んでることがあります。 この昼間のコウモリはひらひらと
飛んでますのでとても楽です。
駅前のコウモリも街灯の近くを飛びますので、難易度は低いのですが
この広い休耕田(周りは水田のみ)のコウモリは、とにかく早い!! かつ動きが変則的で
ツバメを撮るのが簡単に思えるほどの動きをします。
このコウモリの水飲みの瞬間を撮りたい 洞窟などでしたら綺麗に撮れるかも知れませんが
どうしても瞬間を撮りたい、そんな思いで1ヶ月ほど通いました。
ただ水飲みに来るのは18:30頃 毎日狂わずにこの時間にならないと近くまで現れません。
明るいレンズでないと無理だといっても 50/F1.4ではかなりひきつけないといけないので難しすぎる
結局200/F2.8で尚且つ ISO12800から51200ぐらいまで時間の経過とともに上げて、ストロボ
SB-900をマニュアルで20Mまで設定して、SSは1/60 この設定でD3Sで何とか撮れます。
とはいってもコウモリが見えないとピントも合わせられないので、いろいろ1ヶ月ほど
試行錯誤して見つけた方法が、膝をつけて低い姿勢で空に向かってみると
コウモリのシルエットが分かります。 また、遠方に見える光りの前を横切る時にも
分かります。 ここで1枚シャッターを切るとコウモリが光って見えます。
この一瞬でピントをあわせてシャッターを再度切ります。
ストロボの光量も数枚ですので、そんなに連写できません。
2-3枚ですのでできる限り確実にピントをあわせなければなりません。
この間、完全に両眼視で追ってないと全く見失ってしまいます。
ツバメの様にある程度動きを予測できれば良いのですが、全く変則で分かりません。
こんな感じで1ヶ月で撮ったアブラコウモリです。
ジャスピンの画像がどんなになるか楽しみでしたが、結局何枚撮っても今の私の技術では
一枚も撮れませんでした。
ましてや、水飲みはコウモリが殆ど見えずに不可能と判断。
D3Sも入院の為今季は終了です。
先輩はオオコウモリを狙ってるようですが、此方ではアブラのみのようです。
オオコウモリ 撮れなくても見てみたい^^


ISO12800です。 手持ちでなく三脚で低ISOで撮れば綺麗に撮れますが、参考程度に

ISO102400 19時ごろですと、こんな感じです。


18時頃から 遠くに少しづつ現れます。
きれいな夕焼けです。 一切レタッチしてません、そのままの色です。




ここに水飲みに来ます。

日没後の早い時間18時頃だと、 ISO6400 SS 1/20 でまだ何とか流せば撮れます。
エリマキシギ

数分ごとにどんどん暗くなり、ストロボでないと全く歯がたちません。

アオアシシギ

ISO6400







狙っているのは、水飲みですが、この3枚 特に3枚目が水飲みの瞬間ですが
ほとんど見えなくどうしても不可能です。
この画像は水面にめくらめっぽうに撮った画像です。








「その弐」 でどうしてもBORG71FLのF5.6で撮れるか確かめたく、毎日持参してましたが
つい先日たまたま早い時間に飛んでくれた時に撮れたものがありますので紹介します。
もう少し解像してると思います。
Comments
Re: タイトルなし
ちこきち殿 みてくれましたか^^ うれしいですね(^^)
ツバメ以上にはまってます。 コウモリ撮られているちこきち殿なら分かってくれると思いました。
ただ D3Sのファインダーでないと私もなかなか追えません。機材のおかげです。
それでも1ヶ月間通って一枚もジャスピンが撮れない手ごわさ まいりました。
18時頃から近くを飛んでくれると見えるのですが、19時前後になるとほぼ見えません。
でかい奴・・・ 見るだけでもみたいです。
鳥肌立ちそう^^